引幕

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ひきまく


総合


歌舞伎

客席と舞台とを区切る為、舞台間口一ぱいに引かれる幕。 下手から上手へ開き、上手から下手に閉まる。幕の開閉は大道具方によって行われる。引幕の起りは、多幕物が発生した寛文四年(1664)からとされ、偶然にも京阪と江戸とが時を同じくしていた。 柿・黒・萌黄の三色の布を縦につないだ引幕を定式幕という。このほか、ひいき筋から役者や座主に贈られた幕―贈り幕があり、これには派手な意匠のものが多い。