ほうかんしゃか
仏教に十六羅漢を祭る際に中尊として安せらるゝ釈迦尊にして、頭に宝冠を戴けり。この宝冠には大日、阿閦、宝生弥陀、釈迦五仏の像あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
五智の宝冠を戴く釈迦像で、十六羅漢を祭る時に中尊として安置される釈迦に之を戴く、五仏とは大日、阿閦、宝生、阿弥陀、不空成就如来である。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)