三の切

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さんのきり


総合


歌舞伎

浄瑠璃戯曲の三段目の切をいう。 浄瑠璃の時代物は五段組織になっていて、第三段は葛藤の最高潮で、その切は殺人、切腹などの死を予感さす愁嘆の眼目の場面である。世間で愁嘆場を「三の切」というのはこれによる。