一本刀土俵入

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いっぽんがたなどひょういり


総合


歌舞伎

長谷川伸作。戯曲、二幕。昭和六年七月、六世尾上菊五郎中村福助(三世梅玉)等によって初演。 親方の許を追出され、江戸へ帰る取的の駒形茂兵衛は、無一文で困っていた。取手の旅籠の酌婦お蔦は、彼をたすけ、茂兵衛は横綱になることを誓ぅて別れる。それから十年、今は博徒となった茂兵衛はお蔦をたずね、ちょうど危難にあっている彼女を救って逃がしてやる。茂兵衛はこれが土俵入りの代りだと、名残をおしんでお蔦と別れる。 六世尾上菊五郎は、みすぼらしい取的を軽妙に表現、すぐれた舞台をみせた。