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日時 2005年3月9日(水) 13:00-17:50 (開場12:30)

会場 立命館大学衣笠キャンパス 以学館2号 定員200名(先着順) 入場無料
主催 立命館大学アート・リサーチセンター
         立命館大学21COE京都アート・エンタテインメント創成研究
共催 京都府、鳥取県三朝町、京都府京都文化博物館
協力 東京国立近代美術館フィルムセンター、IMAGICAウェスト
特別協力 NTT未来ねっと研究所、NTT東日本

シンポジウム詳細内容へ

2003年2月東京、鳥取県三朝町で発見されたマキノ映画『三朝小唄』(1929年)の可燃性フィルムの復元にあたって、“神の手”の異名を持つ映画復元技術者のヨハン・プライス氏が、映画復元の講演(共催:東京国立近代美術館フィルムセンター、立命館大学21COE京都アート・エンタテインメント創成研究)を行いました。一年が経ち、京都では、その『三朝小唄』の復元とともに、京都府が進めてきた京都文化博物館所蔵の9.5mmフィルム『祇園小唄絵日傘 狸大尽』(1930年、マキノのデジタル復元が完成しました。また、東京国立近代美術館フィルムセンターでは、日本映画の代表的な映画監督・溝口健二作品の『瀧の白糸』(1933年、入江プロ)のデジタル技術を駆使したスクラッチ修復と、角川映画(株)との共同で『新・平家物語』(1955年、大映京都)を対象に、カラー長篇映画のわが国初のデジタル復元を行いました。
  本シンポジウムでは、『三朝小唄』の復元完成上映とともに、国内の映画復元分野の現在を通観し、35mmフィルム及び最新技術による4K(デジタル・ハイビジョンの約4倍の解像度)デジタルシネマの映写も交えて、複製芸術の映画を復元する思想と技術について考察します。
 

問合せ先
立命館大学アート・リサーチセンター    Tel.075(466)-3410  
京都府京都文化博物館 学芸課     Tel.075(213)-2893