沓直鳥
くつてどり
画題
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解説
東洋画題綜覧
杜鵑の異名で、沓代鳥、沓手鳥、沓乞島とも書いてゐる。
沓直鳥、是は蜀帝流落して沓を作り、売塩翁これを買て直をなさず、はかなくなる時、君も我も世に二生れあひて、直をなすべしといへり、果して蜀魂はホトトギスとなり、塩翁はモズと生る、よつてホトトギス宿生の沓の直をモズに直として万の虫蛙などを串にさしてホトトギスに帰なり、沓直鳥モズの草ぐきはこの故なりとなん。 (観文禽譜)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
くつてどり
杜鵑の異名で、沓代鳥、沓手鳥、沓乞島とも書いてゐる。
沓直鳥、是は蜀帝流落して沓を作り、売塩翁これを買て直をなさず、はかなくなる時、君も我も世に二生れあひて、直をなすべしといへり、果して蜀魂はホトトギスとなり、塩翁はモズと生る、よつてホトトギス宿生の沓の直をモズに直として万の虫蛙などを串にさしてホトトギスに帰なり、沓直鳥モズの草ぐきはこの故なりとなん。 (観文禽譜)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)