乞巧奠
きっこうてん
画題
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解説
東洋画題綜覧
唐の宮人が七夕の日に蜘蛛を以て金盒の中に納れ、暁に開いて蜘蛛の糸の稀密を視て、巧みの多少を得たりといふ故事に依る行事、いま婦女が七夕の日に技の巧みになるのを祈るため金銀鍮を針とし、瓜菓を庭中に陳ねて供へる、蜘蛛あつて瓜の上に網をかける時は願の叶つたしるしであるといふ。 (歳時記)
森川青坡筆 『乞巧奠』 第十回帝展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
きっこうてん
唐の宮人が七夕の日に蜘蛛を以て金盒の中に納れ、暁に開いて蜘蛛の糸の稀密を視て、巧みの多少を得たりといふ故事に依る行事、いま婦女が七夕の日に技の巧みになるのを祈るため金銀鍮を針とし、瓜菓を庭中に陳ねて供へる、蜘蛛あつて瓜の上に網をかける時は願の叶つたしるしであるといふ。 (歳時記)
森川青坡筆 『乞巧奠』 第十回帝展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)