ふうろくず
紅葉した楓樹に鹿を画く、秋山遊鹿の場合は山水画であるが、これは花鳥画として画かれ、また多く工芸美術の図案となる。
光琳作蒔絵硯筥 浅見家旧蔵
乾山作楽香合 岸上家旧蔵
北林何帠筆 都筑男爵家旧蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
楓に鹿を配して画けるもの、しか「鹿」の項を見よ。