維摩会
ゆいまえ
画題
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解説
東洋画題綜覧
奈良三会の一で維摩経を講説する儀式、斉明天皇の二年、中臣鎌足山城国宇治郡陶原の邸で病に罹つた時、百済の尼法明が維摩経の問疾品を誦して平癒を祈願した処効験があつたので、やがて同四年僧福亮をして此経を講述せしめた、これがその起原で、当時なほ所は一定してゐなかつたが、延暦二十年に興福寺に於て行ふことになつた。
『春日権現験記』にこれを図してゐる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
ゆいまえ
奈良三会の一で維摩経を講説する儀式、斉明天皇の二年、中臣鎌足山城国宇治郡陶原の邸で病に罹つた時、百済の尼法明が維摩経の問疾品を誦して平癒を祈願した処効験があつたので、やがて同四年僧福亮をして此経を講述せしめた、これがその起原で、当時なほ所は一定してゐなかつたが、延暦二十年に興福寺に於て行ふことになつた。
『春日権現験記』にこれを図してゐる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)