馬頭
めず
画題
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解説
東洋画題綜覧
地獄の獄卒で、馬頭のものを言ふ。形から名づけたもので、牛頭といふ獄卒もある。『地獄草紙絵巻』などに現はれて来る。
僧これを見て、あなおそろし是は無間地獄にてぞあるらんと恐怖して見居たる処に火車に罪人を一人のせて牛頭馬頭の鬼ども轅を引きて虚空より来れり。 (太平記二十)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
めず
地獄の獄卒で、馬頭のものを言ふ。形から名づけたもので、牛頭といふ獄卒もある。『地獄草紙絵巻』などに現はれて来る。
僧これを見て、あなおそろし是は無間地獄にてぞあるらんと恐怖して見居たる処に火車に罪人を一人のせて牛頭馬頭の鬼ども轅を引きて虚空より来れり。 (太平記二十)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)