一本菊
ひともとぎく
画題
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解説
東洋画題綜覧
一本の菊といふ意味であるが、別の意味では、花の紫の菊をいふと、
名にしおはば花さへ匂ふ紫の一もときくにおける初霜 (新拾遺集五)
ひともとの菊にはあれど露霜ぞわけてことごと色はそむらし (躬恒集)
墨絵にて『一本菊』と題した作雪舟にあり、狩野派の人々にも多い。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
ひともとぎく
一本の菊といふ意味であるが、別の意味では、花の紫の菊をいふと、
名にしおはば花さへ匂ふ紫の一もときくにおける初霜 (新拾遺集五)
ひともとの菊にはあれど露霜ぞわけてことごと色はそむらし (躬恒集)
墨絵にて『一本菊』と題した作雪舟にあり、狩野派の人々にも多い。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)