六大黒
ろくだいこく
画題
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解説
画題辞典
比丘大黒、摩伽迦羅大黒女、王子迦羅大黒、信陀大黒、夜叉大黒、摩伽羅大黒、之を六大黒といふ。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
比丘大黒、摩迦羅大黒、王子迦羅大黒、信陀大黒、夜叉大黒、迦羅大黒女の六をいふ、その形相は、比丘大黒は円頂にして左手に剣、右手に槌を持ち、摩迦羅大黒は普通大黒天の如くであるが蓮葉に乗る、王子迦羅大黒は蝉冠をつけ右手に利剣、左に独鈷を持つ、信陀大黒は頭は角髪〈みづら〉で左手に宝珠を捧げる、夜叉大黒は蝉冠で右手に法輪を持つ、迦羅大黒女は女性の大黒で、野麗衣を著し頭に俵を捧げ載せてゐる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
だいこくてん「大黒天」の項を見よ。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)