平沙落雁
へいさらくがん
画題
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解説
画題辞典
「せうしやうはつけい」(瀟湘八景)を見よ。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
有名な瀟湘八景の一であるが、単独の画題としても画かるゝもの多い、平沙は今の衡州であると、玉澗の画くところ、古来『雁の絵』として聞え左の讃がある。
点々随群旧処棲、蓼花芦葉暗長堤、天寒水冷難成宿、猶自依々怨別離。
この外平沙落雁の作極めて多い。
牧渓筆
横山大観筆 第十四回院展出品
寺崎広業筆 第六回文展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
瀟湘八景の一で、洞庭湖畔衡州附近の景といふ、玉澗の作最も有名であり、俗に『雁の絵』と称せられ、左の讃がある。
点々隋群旧処棲、蓼花芦葉暗長堤、天寒水冷難成宿、猶自依々怨別離。
なほしょうしょうはっけい「瀟湘八景」の項参照。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)