楓橋夜泊

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ふうきょうやはく


画題

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解説

画題辞典

楓橋夜泊は唐詩選にある張繼が詩にして。最も人口に膾炙する所なり、随つて此詩意画かるゝ所亦多し。詩に曰く月落烏喘霜満天、江楓漁火對愁眠、姑蘇城外寒山寺、夜半鐘声到客船尚ほ姑蘇の条併せ見るべし。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

楓橋夜泊は、唐詩選に載せられた張継の詩で、よく人口に膾炙せらるゝ処、

月落烏啼霜満天、江楓漁火対愁眠、姑蘇城外寒山寺、夜半鐘声到客船。

張継、字は懿孫、兗州の人、天宝十二年進士第に登る、大暦の末検校戸部員外郎を授けらる詩一巻あり。  (唐詩品彙の紀に因る)

第二回帝展に村雲々外の作がある。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)