史皇作画
しこうさくが
画題
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解説
画題辞典
史皇は支那上代の人にして、黄帝の臣なり、史に曰く、史皇、蒼頡、等端、冕袞衣を制し、文字を作り、暦数、音樂、律、度、量、衡を設け、始めて五彩を以て十二章を画きたりとあり、即ち画は黄帝の時、史皇によりて始めて作られたるものとされ居るなり、随って此図亦描るゝことあり、
近く谷文晁の作あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
史皇は支那上代の人、黄帝の臣で始めて画を作つた人、『歴代名画記』にも
庖犠氏発於栄河中、典籍図画萌矣、軒轅氏得於温洛中、史皇、蒼頡状焉
とある。谷文晁にこれを画いたものがある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)