三老翫月
さんろうがんげつ
画題
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解説
画題辞典
馬祖禅師の下に、百丈、西堂、南泉の三老師月を翫す。馬祖正当如何と問ふ。西堂曰く正好修行。百丈曰く正好供養。南泉獨り言わず、袖を払って行く。馬祖曰く、経は蔵に入り禅は海に帰す、唯普願のみあり物外に超然たりと、この事三老翫月として禅界に知らる。白石村治氏所蔵松花堂の筆あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
馬祖禅師の下に、百丈、西堂、南泉の三老が月を翫ぶの図、馬祖正当如何と問ふ、西堂曰く正好修行、百丈曰く正好供養、南泉独り言はず袖を払つて行く、馬祖曰く、経は蔵に入り、禅は海に帰す、唯普願のみあり物外に超然たりと。 (五灯会元)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)