倶生神
ぐしょうじん
画題
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解説
画題辞典
倶生神は一切の人の出生と共に生じて人の善悪を記する神なり、古来図多し。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
仏教に人の生るゝ時から附き添うて、其の善悪の所業を記すと云ふ男女の神の名、男神は左肩にあつて善行を記し、女神は右肩にあつて悪業を録すといふ。 (大言海)
人初生時、二人神在左右肩、一曰同生、一曰同名、人不見神、神見人、不簡昼夜記其善悪、是曰倶生神。 (無量寿経)
古来仏画として画かるゝもの多い。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)