うろのみちゆき
舞踊の鷺娘から脱化したもの、白衣の鷺娘に黒の着付の若衆を配し、相合傘で道行する凄艶なる構図のもの、鈴木春信好んでこれを画き、浮世絵の画題中、殊に特色あるものとして挙げられる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)