巻4.05 眷属の反撃 通力も次第に弱まり、首は空から転がり落ちて、ついに酒呑童子は絶命した。 酒呑童子の断末魔の叫びは、酔い伏して前後不覚になっている眷属たちの耳にも届いた。鬼たちは一転して驚き騒ぎ、武器を手に取り、頼光一行を取り囲み、前後左右に斬りかかった。 怒涛の勢いで攻めてくる眷属たちであったが、頼光たちは少しも怯むことなく、勇猛果敢に立ち向かってゆく。 関連記事 3.06 外に出て眷属たちと戦う場面。 投稿日:2018年10月22日 by SDP カテゴリ: 巻4 [編集]