巻1.01 失踪事件

一条院の御代に、都の人民や公卿の姫君たちが失踪する事件が起こった。

事態を憂えた帝は、陰陽の博士である安倍晴明に占いをさせる。晴明の占いにより、一連の事件は、都の郊外、丹後の大江山に棲む酒呑童子の仕業であることが判明する。

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