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立命館大学学術資源統合データベースについて

 立命館大学の施設に所蔵される学術資源が、オンライン上で公開されるようになってきました。しかし、それぞれの施設が、連携することもなく、バラバラに計画を立て様々な方法とプラットフォームを使って公開しているため、全体像が全く把握できなくなっています。利用者側からみても、せっかく学内に探している資料があるのに、気が付くことなく他大学や外部の機関に頼ってしまうということにもなります。
 企画者は、これまでも図書館や平和ミュージアムなどの担当者に、デジタル公開や連携的な方法を提案してきましたが、コロナ禍以前には、デジタルアーカイブの意味を理解する職員も少なく、まったく前に進むことがありませんでした。今回、本学のグラスルーツ実践支援制度(GPSP)の採択を受け、学内の人的な理解を促進するために、本サイトとシステムを作成しました。
 なお、企画者は、研究部や総合企画を通じて、学内の学術資源を公開している施設を網羅的に調査したい旨を相談しましたが、ここでも協力が得られませんでした。そのため、今回の統合データベースには、企画者が知る所蔵品を持つ施設のみに限定して情報が集められています。これ以外の施設やコレクションで、すでにオンライン公開している学術資源をご存じの方は、ご連絡をお待ちしています。
 本企画は、上述のように学内の理解を得るためのキッカケとなることを企図していましたので、当初の目的な達成していますが、今後このシステムを活用して、学内に眠っている様々な学術資源が統合的に検索され、学内の学生、教職員が有効に所蔵資料を活用できるよう、さらに成長させていきたいと思います。


                      2023年3月30日 企画担当者:文学部 赤間亮 (rat03102@lt.ritsumei.ac.jp)


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