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 ライデン世界博物館(旧:民族学博物館)には、代々のキャピタンやシーボルトが集めた日本の民俗・風俗・文化資源が大量に保存されています。ARCでは、その内、浮世絵や古典籍を中心とした紙資料のデジタル化を長年に亙って実施してきました。今回、これらの資料を、アート・リサーチセンターのデータベースからも公開し、みなさまにも広く研究資料として役立てていただくことになり、その入口としての本サイトを開設しました。
 ライデン世界博物館の資料は、オランダの世界博物館群が統一的に運用している所蔵資料データベースからも閲覧できますが、今回、ARCのデータベースから検索できる一つ一つの資料と世界博物館群のデータベースの個々の資料が、相互にリンクを設置しています。データは、日本語を中心とするARCDBとオランダ語を中心とする世界博物館DBが連携し、バイリンガルデータベースとして機能するようになっています。とくに、世界博物館のデータベースでは、書籍の各ページの閲覧ができません。ARCのデータベースのページ閲覧機能を使って、すべてのページがオンラインで閲覧できるようになったことは、喜ばしいことです。
 現在は、DBへのリンクによるポータル機能からスタートしますが、今後、本サイトのオンライン展示機能を使って、収録しているさまざまな作品をわかりやすく紹介していきたいと思います。本サイトの今後の発展にご期待ください。

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