丸岡城

昭和23年(1948年)6月の福井地震により丸岡城天守は石垣もろとも倒壊した。甚大な被害を受け修復は困難と思われましたが、当時の町長をはじめとする住人の活動や全国からの寄付金により昭和26年~30年にかけて修復工事が行われた。震災の6年前に解体修理の工事が実施され、その工事記録が残っていたことが修復工事において大きな役割を果たした。柱や梁などの主要部分の70%以上を再利用することでわずか7年で修復を完了させた。修復においては以前の状態の記録が重要であり、材質や技法などを把握できる状態にすることが速やかな修復につながることが証明された事例といえる。

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