A0 遊戯

 皆さんは「あそび」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。公園の遊具、家庭用ゲーム機、スマートフォンのアプリ、カラオケ、ボウリング...挙げきれないほど現代は様々な遊びで溢れています。では、それらのほとんどがまだ存在していなかった時代の人々は、どのような「あそび」をしていたのでしょうか。
 「A 遊戯」のコーナーでは、江戸時代の人々の身近に根付いていた「あそび」をテーマに、「見る」「する」「賭ける」という3つの角度から解説していきます。現在まで受け継がれてきた「あそび」もあれば、中には衰退してしまったものもあるでしょう。当時の人々が娯楽として「見る」もの、「する」もの、「賭ける」ものは、現代を生きる私たちの娯楽の感覚とは全く違って感じられるはずです。今、私たちが「あそび」と思っていないものでも、昔は「あそび」であったかもしれません。今回の展覧会を通して一緒に「あそび」を再発見して見ませんか?

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