アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト国際ワークショップ ――アジア出土遺物デジタルアーカイブの可能性――
アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト国際ワークショップ
――アジア出土遺物デジタルアーカイブの可能性――
2016年2月14日(日) 10:30~17:00
立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
入場料・参加費/無料
主催:立命館大学 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(日本文化資源のグローバルアクション)、立命館大学アートリサーチセンター アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト
助成:一般財団法人 橋本循記念会
アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト(2015年度日本文化デジタルヒューマニティーズ研究拠点形成支援プログラム)では、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)で培われてきた日本文化デジタルアーカイブの手法や技術を、アジア圏の様々な文化・芸術研究に応用することで、新たな地平を拓くことを目的の1つとしています。
今回、その一環として、中国社会科学院考古研究所から3名の先生方をお招きし、近年、発掘された河北省鄴城遺跡のうち、東魏・北斉時代(534~577年)の仏教遺跡およびその出土遺物に関わる最新の知見と、それに関連するアーカイブ技術についてご報告をいただき、合わせて、当該プロジェクトメンバーからも、これまでの研究成果を報告する国際ワークショップを開催させていただくことになりました。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
プログラム ※第1セッションのみ、発表は中国語(日本語による通訳あり)です。
なお、諸般の事情により、朱岩石先生のご発表は、原稿代読となります。
朱岩石先生には、16:20~16:50の質疑応答において、ネット回線を通じてご参加いただく予定です。
10:30-10:35 | 開会挨拶 |
10:35-12:35 | 第1セッション ※中国語(日本語による通訳あり) 「中国の鄴城出土仏教遺物と近年のデジタルアーカイブ研究」 朱岩石(中国社会科学院考古研究所漢唐研究室 主任) 「鄴城遺跡出土の仏教遺跡と遺物」 劉建国(中国社会科学院考古研究所考古科技実験研究中心 副主任) 「中国の考古発掘現場および出土文物の記録における多視点画像からの3次元モデル構築」 何利群(中国社会科学院考古研究所漢唐研究室 副研究員) 「鄴城遺跡の北呉荘における仏教造像の出土・修復および展示について」 |
12:35-13:40 | 昼食 |
13:40-14:50 | 第2セッション 「ARCにおけるデジタルアーカイブ研究」 赤間亮(立命館大学文学部 教授) 「共同研究拠点のためのARCポータルデータベース設計 ―WEB上の資源を統合したマルチメディア型研究データベース―」 金子貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構 准教授) 「ARCの対象資料特化型データベースとそれらの連携について」 |
14:50-15:10 | 休憩 |
15:10-16:20 | 第3セッション 「モンゴルのオラーン・ヘレム壁画墓と中国鄴城地域の半跏思惟像」 山口欧志(立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員) 「文化遺産のデジタル記録とその活用」 西林孝浩(立命館大学文学部 准教授) 「中国鄴城地域の半跏思惟像」 |
16:20-16:50 | 質疑応答 |
16:50-17:00 | 閉会挨拶 |