枯木寒鴉

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こぼくかんあ


画題

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解説

画題辞典

秋景又冬景として枯木に烏を配したるを枯木寒鴉と称す。和漢画家の共に図する所なり。近世にては猩々暁斎、野口幽谷、菱田春筆等の図せる所世に知らる。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

秋風一陣、樹葉悉く落ちて、寒林枯木、ここにの群るゝところ、亦好個の画題である。

枯枝に烏のとまりけり秋の暮  芭蕉

此の画境、筆にするもの少くない。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)