月天子

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げつてんし


画題

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解説

画題辞典

仏教に天部の一にして、月宮天子、名月天子、又宝吉祥天子ともいう。月宮殿中に住する天王なり、初め世人の香稲を食ひて世の暗黒となるや、仏、宝吉祥菩薩をして月輪を作り、夜を照らさしむ、是れ即ち月天子にして、爾来天地を照燿し、日天子と共に万物を養うという。珠林に曰く「月天子有五百光向下照、有五百光傍行而照、是故月天名千光明亦復名為凉冷光明」

京都教王護国寺所蔵(国宝)は鎌倉初期の作品なり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

その項(月天)を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)