布曳の瀧

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ぬのびきのたき


画題

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解説

画題辞典

布曳の瀧は山城国牛の尾山にある瀑布なり、高三丈、幅三間に餘りて最も壮観なり、古く伊勢物語に「いさご山の上にありという布引の瀧」などあり、平清盛は特に来り之を観賞する折から霹靂のありしこと平家物語に見ゆ、又太閤秀吉は九州征伐の折遥に海上より之を望見すという、古く名所と数へられたる所にして、図せらるゝ所亦多し、

大河内子爵所蔵狩野探幽十二景の中にあり。

(『画題辞典』斎藤隆三)