布引の滝

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ぬのびきのたき


画題

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解説

東洋画題綜覧

摂津の国の名瀑で、『源平盛衰記』に平重盛遊覧の所として名高い。

布引滝 砂山にあり雌滝雄滝の二流ありて相距つこと三丁許り、倶に岩面を流れ落つる事白布を曝すに似たり、雄飛泉の高さ廿四丈、五段に折れて落つる、雌瀑布の高さ十八丈、同じく布を曳くに異ならず、地勝景浄、衆郡最一の美観なり、飛泉の東に一つの小丘あり、これを望瀑台といふ、飛泉の水は武庫山より流れて末は生田川と成る。  (摂津名所図会)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)