婚怪草紙

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こんかいそうし


画題

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解説

画題辞典

邦俗狐は人を魅する力ありといい、又徴雨濛々の夜、嫁入のことあり、行装の影を認むと称す。婚怪草紙は之を画きしものなり、

京郡熊谷氏所蔵に浮田一薫の筆あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

宇喜多一蕙の作最も有名である、所謂狐の嫁入に擬して時勢を諷せるもの、或はいふ、一蕙勤王の志厚く、和宮御降嫁のことに憤激の余り筆にしたものともいふ、極密着彩、極めて努力の作である、京都熊谷氏の蔵である。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)