吉備真備

提供: ArtWiki
2021年12月7日 (火) 19:52時点におけるWikiSysop (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

きびの まきび


画題

画像(Open)


解説

前賢故実

sakBK01-0080-04_03.jpg

右衛士少尉であった下道国勝の子。霊亀二年に留学生として入唐。経書と史籍に精通。天平七年に唐より帰国。帰朝時には『唐礼』、『大衍暦経』および楽書と弓矢等を献上した。朝廷は真備に賞与を与え、大学助に任じ、東宮の先生として迎えた。吉備朝臣の姓を賜り、中納言、右大臣正二位を歴任した。恵美押勝(藤原仲麻呂)征伐では、真備は功を立てた。宝亀六年薨去。八十三歳。

無実の罪を着せられた百姓はここで訴えるべきだ。

(『前賢故実』)