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総合

望月(もちづき) 4番目物・芸尽物・太鼓物

演目解説

信濃国の安田荘司友春は望月秋長に殺された。 その家来・小沢刑部友房が営んでいる「甲屋」という宿屋に、弱々しくまた寂しげな妻子が一夜の宿を乞う。それは殺された友春の妻子であった。小沢は自らを名乗り、互いに再会を喜んだ。そこへ、友春を殺害した罪による13年の刑を終え、故郷信濃へと下っていた望月秋長が偶然にも甲屋に宿泊する。小沢はその旨を妻子に伝え、友春の妻を盲御前に仕立て、子・花若と共に望月の座敷に出す。そこで謡は獅子舞など芸尽くしの中にまぎれて望月を討とうと計画立てる。 <中入> 母は謡い、花若は八撥を打ち舞う。乱序の囃子にのり、赤獅子頭の小沢が登場、勇壮な獅子舞を舞う。芸尽くしを存分に楽しみ、旅の疲れもあったせいかすっかりまどろんだ望月。その隙を見て小沢と花若は望月の敵討ちをして遂げる。