「鳰の湖」の版間の差分
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2021年12月7日 (火) 20:02時点における最新版
におのうみ
画題
画像(Open)
解説
東洋画題綜覧
琵琶湖の異名である。
又、淡海を鳰海と詠ずることあり、是は中世以降の事にして、野洲郡邇保郷の下に注せるが如く、郷名より出でし名なり、『鳰てるや』と云ふ語も『邇保を出る船』の原意より転じて淡海の枕詞とはなれり、源氏物語にはにほのうみと詠ず。
風わたるにほの水梅そらはれて月かけきよし神津しまやま (大日本地名辞典)
鳰のうみを描いた作
高橋史光筆 『鳩の湖』 第十一回帝展出品
川部東二郎筆 『鳩の入江』 同
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)