瑞巌寺

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ずいがんじ


画題

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解説

東洋画題綜覧

陸前国松島にあつて青竜山瑞巌円福寺と号す、天長五年、慈覚大師の草創、のち北条時頼法心禅師のために再興し、天台を改めて禅宗とした、更に慶長年間に到り、国守伊達政宗大に造営し海晏禅師を住せしめ、伊達家の菩提寺とした。

十一日、瑞岩寺に詣づ、当寺三十二世の昔真壁平四郎出家して入唐帰朝の後開山す、其後雲居禅師の徳化に依りて、七堂甍改まりて、金壁荘厳光を輝し仏土成就の大伽藍とはなれりける、彼見仏聖の寺はいづくにやとしたはる。  (芭蕉―奥の細道)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)