源信

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みなもとの まこと


画題

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解説

前賢故実

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嵯峨天皇の長男。源朝臣の姓を賜った。これ以降の嵯峨天皇の皇子はみな源の姓を賜与された。信は上品で器量の大きい方で、非凡でない風格があった。読書を好み、草書と隷書が得意で、絵画特に馬の絵に秀でた。嵯峨天皇に音律を教えて頂き、その奥義を研究していた。天安元年に左大臣を拝し、清和天皇が即位した頃に正二位へ昇進した。貞観十年薨去。

北辺左大臣

ひとめたに みえぬやまちに たつくもを たれすみかまの けふりといふらむ

(『前賢故実』)