半仙戯

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はんせんぎ


画題

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解説

東洋画題綜覧

鞦韆の異名、秋千と云ひ千秋と云ひ、鞦韆と云ひ又は施鉤、骨索といふ、すべて和国の小児の戯れとするふらんこの事、春は陽気さかんなれば血気を舒暢するの謂ひ、故に生を養ふの理あつて半仙戯といふ。  (滑稽雑談)

天宝遺事に曰、宮中寒食に競ひて鞦韆を立つ今宮嬪笑ひて宴楽と為す、明皇呼びて半仙戯と為す。

矢沢弦月筆  『牛仙戯』  第九回帝展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)