伎芸天女
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ぎげいてんにょ
画題
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解説
画題辞典
伎芸天女は、仏教にて天神の名あり、摩醘首羅の頭上より化生し、顔容端麗にして伎芸に長じたる女天をいう。形像は天衣瓔珞をつけ、左手に天花を盛りたる皿を捧げ、右手は下に向って裙を執るを通例とす。仏教美術として彫刻に絵画に多く作らる。
山城日野方界寺壁間に画かれし伎芸天女は藤原期の遺品として最も名あるものなり。
(『画題辞典』斎藤隆三)