《先代萩》

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総合

『伽羅先代萩』

歌舞伎狂言。時代物。五段。通称《先代萩》。奈河輔作。安永六(一七七七)年四月大坂・嵐七三郎座(中)初演。伊達騒動を鎌倉時代の人名に置きかえて脚色した作で、奥州鎮守府の主冠者太郎経睦のおじ錦戸刑部は常陸之助海存と結び梶原景時の後ろ盾で国横領を企て、この陰謀を鎌倉に訴えた伊達顕衝は秩父重忠の明断で勝ち、海存は顕衝をさすが自らも滅ぶ。

出典:下中直人 『歌舞伎事典』 平凡社 1983年11月8日