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ねぎ


画題

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解説

東洋画題綜覧

葱は古名『なぎ』、『ひともじ』、『ねぶか』などと称へる、白味を帯びた緑色の筒形、下には白色の袴をつけ、初夏の頃は茎の間から花梗を抽いて花を開く、初めは白い苞に蔽はれてゐるが、無数の小さい花をつけてゐる、一輪の花は六片の花蓋から成り、その中に六個の雄蕊と一個の雌蕊がある、百合科に属してゐる、形と色彩と共に面白いので絵画に現はれたものなど極めて多い。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)