鎌田又八

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画題

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解説

(分類:物語)

非公開

大武者絵展

 寛延二年(1749)刊『新著門集』に登場する強力無双の豪傑。勢州松坂に住み、江戸に下ってさまざまな怪力を見せる。明和六年刊の黒本『鎌田又八化物退治』(富川房信画)ではいろいろな化物を退治し、最後に老婆を食い殺して化けていた古猫を退治する。山東京伝『近世奇蹟考』(文化元年)、東蘭洲『豊水消夏録』巻二には浅草観音堂の柱に残る又八の指の跡のことが記され、文化四年刊『於六櫛木曽仇討』 [1]にも登場する。文政九年(1826)の合巻『鎌田又八強力漕』(豊川亭雪麿作・塗周英泉画)にも作られている。

(『浮世絵大武者絵展』図録)