快川和尚
かいせんおしょう
画題
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解説
画題辞典
快川和尚、名は紹喜、美濃の人、仁岫に法を継き、初め美濃崇福寺に居り、後武田氏の帰依を受けて甲府慧林寺に住す、天正十年四月織田信長が武田勝頼を攻め、三日慧林寺に迫り火を放つや、和尚、衆僧百餘人と共に寺の屋上に坐し、身に烟焔を蒙りて泰然自若、「心頭を滅却すれば火も亦凍し」と絶唱して死す、禪海有名なる逸話なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
かいせんおしょう
快川和尚、名は紹喜、美濃の人、仁岫に法を継き、初め美濃崇福寺に居り、後武田氏の帰依を受けて甲府慧林寺に住す、天正十年四月織田信長が武田勝頼を攻め、三日慧林寺に迫り火を放つや、和尚、衆僧百餘人と共に寺の屋上に坐し、身に烟焔を蒙りて泰然自若、「心頭を滅却すれば火も亦凍し」と絶唱して死す、禪海有名なる逸話なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)