金閣
きんかく
画題
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解説
画題辞典
金閣は京都名所の一にして、寺を鹿苑寺という。洛北北山にあり、もと西園寺公経卿の別墅なりしを、足利義満請ふて退隠の地となし。応永四年に、殿閣及庭園を造営す、当代に於ける壮観を尽くせるものなり。三重の閣、金箔を以鏝せるものあり、是れ即ち金閣なり。閣下池を穿つ、鏡湖池という、西南に絹笠山を望み、幽雅仙寰に入るの思あり。四条派の画家に多く図あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
きんかく
金閣は京都名所の一にして、寺を鹿苑寺という。洛北北山にあり、もと西園寺公経卿の別墅なりしを、足利義満請ふて退隠の地となし。応永四年に、殿閣及庭園を造営す、当代に於ける壮観を尽くせるものなり。三重の閣、金箔を以鏝せるものあり、是れ即ち金閣なり。閣下池を穿つ、鏡湖池という、西南に絹笠山を望み、幽雅仙寰に入るの思あり。四条派の画家に多く図あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)