唐子遊
からこあそび
画題
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解説
画題辞典
唐風の衣装せる小児を唐子という。支那の児童をいうなり、布袋の唐子遊あり。又布袋なく唯児童のみの遊戯せるを単に唐子遊という。
狩野探幽(因州池田侯爵旧蔵)以下狩野家の諸家に此画多し。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
唐風をした児童、支那の児童の嬉戯するさまを写したもの、布袋和尚に唐子を配したもの古くより描かるゝも、唐子のみを描いた作また少しとせぬ、或は鬼ごと、或は琴棋書画、その他多い。
劉俊筆 『唐子遊』 伊達伯爵家旧蔵
蘇漢臣筆 同対幅 川崎男爵家蔵
狩野探幽筆 池田侯爵家蔵
狩野元信筆 青山子爵家旧蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)