歌川 国芳

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寛政九年~文久元年 享年65歳 井草氏で、俗称は孫三郎。

作画期は文化九年(1812)ごろ~万延一年(1860)

初代豊国の門人。

画号には、国芳、一勇斎(1818~1830)の他に採芳舎(文政中期)、朝桜楼(1830~1844)、雪谷、仙真など。

画姓は歌川。狂歌号に柳燕、隠号に一妙開程芳。

文政末期の「通称水滸伝豪傑百八人之壱個」のシリーズで人気を得、役者絵の国貞、風景画の広重と並んで武者絵の国芳ともてはやされた。

紺屋に生まれただけあって衣装美への関心は強く、優れたデザイン感覚が発揮された美人画が多い。


参考文献

小林忠・大久保純一「浮世絵の鑑賞基礎知識」至文堂 1994年5月

「原色浮世絵大百科事典 第二巻 浮世絵師」銀河社 1982年8月