くり

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くり


総合


歌舞伎

の用語で、生え際の形をいう。 歌舞伎の鬘はまず銅板製の台金を作り、これを俳優の頭に冠せて見て、いろいろ注文や好みを聞き、その上で製作にとりかかるのであるが、この際もっとも重要視されるのは生え際の形である。くりは役柄を生かし、その俳優の顔の似合い不似合の分れ目ともなる微妙な働きをするので、俳優の心を用いるところである。