西行七瀬川
さいぎょうななせがわ
画題
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解説
東洋画題綜覧
西行が諸国遊行中の物語の一つで、安楽庵策伝の『醒睡笑』に曰く
西行法師修行の時、津の国七瀬の川にて麦粉をくふとて、しきりにむせられけるを、馬上より侍のみつけ
此川はななせの河ときくものをお僧をみればむせわたるかな
時に西行の返歌
この川は七瀬の川ときくものをめしたる馬はやせわたるかな
この逸事を画いたものに、英一蝶の作がある。(松沢氏旧蔵)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
さいぎょうななせがわ
西行が諸国遊行中の物語の一つで、安楽庵策伝の『醒睡笑』に曰く
西行法師修行の時、津の国七瀬の川にて麦粉をくふとて、しきりにむせられけるを、馬上より侍のみつけ
此川はななせの河ときくものをお僧をみればむせわたるかな
時に西行の返歌
この川は七瀬の川ときくものをめしたる馬はやせわたるかな
この逸事を画いたものに、英一蝶の作がある。(松沢氏旧蔵)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)