年中行事障子
ねんじゅうぎょうじのしょうじ
画題
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解説
東洋画題綜覧
清涼殿の弘廂に在る衝立障子、年中恒例の公事を註記したので斯く名づけられている、東方には正月から六月までの公事を書き、西方には七月から十二月までの公事を記してゐる、公事にして廃せられたものは点をかけ、又新に加へられたる公事は仮に書を加へ、修覆の時には、すべてこれを本行に書き加ふと云ふ、仁和元年三月藤原基経の調進を以てその始とすといふ。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
ねんじゅうぎょうじのしょうじ
清涼殿の弘廂に在る衝立障子、年中恒例の公事を註記したので斯く名づけられている、東方には正月から六月までの公事を書き、西方には七月から十二月までの公事を記してゐる、公事にして廃せられたものは点をかけ、又新に加へられたる公事は仮に書を加へ、修覆の時には、すべてこれを本行に書き加ふと云ふ、仁和元年三月藤原基経の調進を以てその始とすといふ。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)