広井女王
ひろいじょおう
画題
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解説
前賢故実
二品の長田親王の後裔。從五位上雄河王の娘。天長八年に尚膳を務め、嘉祥三年に從四位上を叙せられ、権典侍に任ぜられた。仁寿四年に從三位、天安三年に尚侍へ昇進。貞観初年に薨去、享年八十歳。広井は小さい頃より徳操を修め、礼儀を以て立ち居振る舞っていた。和歌に秀で、特に催馬樂が上手かったので、諸大夫以下の多くは彼女について学んでいた。広井が逝去したとき、人々が彼女の死を悼み悲しんでいた。
(『前賢故実』)
ひろいじょおう
二品の長田親王の後裔。從五位上雄河王の娘。天長八年に尚膳を務め、嘉祥三年に從四位上を叙せられ、権典侍に任ぜられた。仁寿四年に從三位、天安三年に尚侍へ昇進。貞観初年に薨去、享年八十歳。広井は小さい頃より徳操を修め、礼儀を以て立ち居振る舞っていた。和歌に秀で、特に催馬樂が上手かったので、諸大夫以下の多くは彼女について学んでいた。広井が逝去したとき、人々が彼女の死を悼み悲しんでいた。
(『前賢故実』)