二日月
ふつかづき
画題
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解説
画題辞典
陰暦、月の第二日に出る月影にして細き鎌の形あるものなり、明治四十年の東京博覧會に川合玉堂の書きたるもの世に知らる。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
陰暦八月二日の月をいふ、『歳時記』にては秋の季題に入る。
秋もまだ二日月夜や峰の松 支考
雨そゝぐ水草の隙や二日月 蕪村
川合玉堂筆 『二日月』 東京勧業博覧会出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
陰暦二日の月、つき「月」の項を見よ。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)