広寒宮

こうかんきゅう

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画題

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東洋画題綜覧

月の宮居のこと、一に『広寒清虚』といふ、月中楼客の前に一大桂樹あり、素娥十余人此の桂樹の前で舞ふといふ。『竜神録』に曰く

八月望日、唐明皇、与申天師遊月宮、寒気逼人、霜露霑衣、過一大門、在玉光中、見一大将榜曰広寒清虚之府、少前見素娥十余人皓衣乗白鸞、笑舞於庭大桂樹、楽音清麗、上皇帰製霓裳羽衣曲。

と、これを画いたものに左の作がある。

西山翠嶂筆　　第一回文展出品

小室翠雲筆　　第六回帝展出品

佐藤光華筆　　第四回帝展出品

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）

その項（広寒宮）を見よ。

（『東洋画題綜覧』金井紫雲）